【下ごしらえ】こんにゃくのアク抜き&下味つけの方法

こんにゃくの下茹で

こんにゃく調理の際に下処理をしていますか?

下処理しなくても、手作りこんにゃくならそのままでも美味しく頂けます。
ですが下処理をすると、さらに美味しくなります。
市販のものも、下処理すると味が良くなります。

非常に簡単ですので、こんにゃく調理の際にはぜひ下処理のひと手間をおすすめします。

こんにゃくの下処理を何故するのか

こんにゃくの下処理とは、何に対しての下処理なのか。
・臭い対策
・味の対策
この2つです。

「臭い対策」
気づかない人は、特に何も思わないです。
こんにゃくが嫌いな人は、あの匂いを嫌います。

こんにゃくの臭いは、基本的にアクの臭いです。
アク抜きをしましょう。

ちなみに、アクの匂いは手作りこんにゃくの場合かなり弱くなります。
その為に手作りこんにゃくは美味いと言われます。

「味の対策」
こんにゃくに、味が染みない。
この理由です。

こんにゃくは、味を染み込ませやすくはないです。
油揚げや白米くらい味が染みてくれれば楽ですが、そんなに染み込みません。

こんにゃくは、それ自体が薄い味です。
味が染み込まないと、味が薄いのです。

ということで、こんにゃく自体に先に味をつけちゃいましょう。
とても簡単な下処理でこんにゃくに味をつけることができます。

こんにゃくの下処理方法

こんにゃくの下処理方法は、以下の4つです。

①切る
②アク抜き【臭い対策】
③味付け 【味の対策】
④洗う

ひとつずつ以下で説明していきます。

①切る

切ったこんにゃく

一口サイズに切ります。

包丁、スプーン、手でちぎる。
切り方も色々ありますが、どれでも良いです。


こんにゃくの切り方で重要なのは味の決め方です。
・焦げ付かせるのか
・煮るのか
・付着させるのか

それによって、こんにゃくの形は変わります。
・細切り
・薄切り
・ブツ切り
・特殊切り

こんにゃくの自由で多様な形を楽しめます。

いろんな形に切って、こんにゃくのベストな形を自分で選んで下さい。

②アク抜き

こんにゃくのアク抜き方法は、2種類あります。
・熱湯をかける(湯通し)
・煮る
この2つです。

湯通し

皿にこんにゃくを並べて、沸騰したてのお湯をたっぷり全体にかけて下さい。

※こんにゃくに柔らかさが欲しい場合
※この次の料理工程で、しっかりに熱を加える場合

煮る

鍋でお湯を沸かして、こんにゃくを一度軽く煮て下さい。

※調理工程であまり熱を加えない場合
※どうしてもアクの臭いが嫌いな場合

【注意点】
基本的にお湯で長く煮るとアクは抜けます。
火を入れれば入れるほど、こんにゃくは固くなります。

③味付け

刺身こんにゃくのように味をつけたくない場合は、この処理をしないで下さい。

こんにゃくを塩もみする。
適量の塩できゅうりを揉み込むように、こんにゃくを塩もみします。
タッパーにこんにゃくを入れ、塩振って揉むだけです。

塩もみしたこんにゃく

※塩振って揉んだあと、3分以上なじませて下さい。
※塩ずり工程でも、アクが取れます。

④洗う

塩を揉み込んだこんにゃくの入ったタッパーに、水を入れて洗う。
そして、ザルに開けて水を切る。
洗ってザルにあげたこんにゃく

まとめ

臭いと味の下処理は、気にならない人はやらなくても良いです。
お好みで実験してみて下さい。

「アク抜き」
煮ればアクは抜けますが固くなります。
こんにゃく料理によって、アク抜きの仕方を変えるのがベストです。
しかし面倒だと思うので、基本的には湯通しで良いと思います。

「味付け」
先にこんにゃくだけに下味付けることで、料理の味がより感じやすくなり美味しくなります。
塩もみすると塩味になります。
今回記事中では紹介しませんでしたが、醤油に漬け込めば醤油味になります。

こんにゃく料理を楽しんで下さい☆